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『ジョン・オグドン - The Argo Years<限定盤>』6枚組 2025年6月下旬発売~イギリスの名ピアニストのArgo録音集成!

ジョン・オグドン

きらめくピアニズム、イギリスのヴィルトゥオーソ・ピアニストのArgo録音全集


輸入盤CD6枚組


ヴィルトゥオーソとして知られるイギリスの偉大なピアニスト、ジョン・オグドンがアーゴとデッカに行った録音がまとめて発売されます。CD6枚組ボックス・セット。オグドンは1953年、16歳で王立マンチェスター音楽大学(現王立ノーザン音楽大学)に入学し、古今のどんな複雑な楽譜も弾きこなし、記憶の早さとそれに匹敵する鍵盤上の技術で同級生たちを驚かせました。1962年のモスクワでのチャイコフスキー国際コンクールではヴラディーミル・アシュケナージと優勝を分け合い、初めてデッカに録音を行ったのはその6年後の1968年12月でした。メシアンのピアノ作品集『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』で、戦後の新しい時代にリストのピアニズムの伝統を取り戻しています。その後3年間にさらに4枚のアルバムを録音し、そのうち3枚は妻であるブレンダ・ルーカスとの共演でした。その多彩なレパートリーからはオグドンの幅広い音楽的才能と知的好奇心が明らかになっています。メシアンの技巧的な『アーメンの幻影』、メンデルスゾーンとショスタコーヴィチの自由で若々しい協奏曲も収録されています。1972年にオグドンとルーカスが録音した、リストが自身の『大演奏会用独奏曲』を2台ピアノ用に編曲した『悲愴協奏曲』は当時ほとんど知られていない曲でした。オグドンのキャリアは1973年に突然、病で中断されてしまいましたが、1983年6月に復帰して、モーツァルトの『ピアノと管楽のための五重奏曲』を録音しています。そして1989年に早すぎる悲しい死を迎えてしまいました。

ブックレットには、マーク・エインリーによるオグドンの人生とキャリアについての新規の詳しい解説が掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。
※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
ユニバーサル・ミュージック/IMS

ジョン・オグドン

【曲目】
《CD 1》
メンデルスゾーン:
1-3) 2台のピアノのための協奏曲ホ長調
4-6) ピアノと弦楽のための協奏曲イ短調
7-9) モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K.452
【演奏】ブレンダ・ルーカス(ピアノ)(1-3)、デレク・ウィッケンズ(オーボエ)(7-9)
ロバート・ヒル(クラリネット)(7-9)、マーティン・ガット(ファゴット)(7-9)
バリー・タックウェル(ホルン&指揮)(7-9)
ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(1-6)
【録音】1969年1月(1-6)、1983年6月(7-9)、ロンドン

《CD 2》
1-3) リスト:2台のピアノのための悲愴協奏曲ホ短調S.258
シューマン:
4) 2台のピアノのためのアンダンテと変奏曲Op.46*
5-10) カノン形式の6つの練習曲Op.56(ドビュッシーによる2台ピアノ編)(第1曲ハ長調/第2曲イ短調/第3曲ホ長調/第4曲変イ長調/第5曲ロ短調/第6曲ロ長調)*
【演奏】ブレンダ・ルーカス(ピアノ)
【録音】1972年5月、ロンドン

《CD 3》
1-3) ストラヴィンスキー:ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
4-7) ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35
【演奏】ジョン・ウィルブラハム(トランペット)(4-7)、ネヴィル・マリナー指揮アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
【録音】1970年12月、オールドバラ

《CD 4-5》
メシアン:幼子イエスに注ぐ20のまなざし
【録音】1968年12月、ロンドン

《CD 6》
1-7) メシアン:アーメンの幻影
【演奏】ブレンダ・ルーカス(ピアノ)
【録音】1969年12月、ロンドン

*初CD化

【演奏】
ジョン・オグドン(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2025年05月29日 00:00